Shake up life! [More]

日常的な話や伺かゴーストの更新なんかをつらつら書いてる日記。

人様の本の感想まとめ(ゆるい)

https://kamiya777.hatenablog.com/entry/20231112/1699714800

ここで言ってた奴(逆月さんの御本)をぼちぼち読み終えたって所なので
ゆるーく感想をね したためておこうと思ってね
まぁ「続きから読む」に閉じておくんですけれどね…

※英傑大戦もその周りも大半は氏経由での摂取なので、まず真っ当な感想ではないという事だけ注意事項として書いておく
※私は二次創作を二次創作として楽しんでるだけのひとです


こちら(合同誌)こちら(マイデッキ本)のゆる~い感想群。
……先に一気読みしたのが合同誌のほうで、マイデッキ本は時間かけたり途中空いたり、合同誌と反復横跳びしたり!でかなりゆっくり読んでたんですけど。
結果的にめちゃくちゃ好きなのが「鬼斬り」と「頁の端に付記する」の2本なの、自分でもちょっと笑ってしまうな……
これはもう、そういう流れが!好き!!っていう自分の癖ですね!!

鬼斬
事前に英傑の沖田さんがかなり喧嘩早いキャラクター像であることはふんわり知っていたんですけれど、沖田さんヤバイ(賞賛)
何とか場が治まって、二人が連行される当たりの描写なんとなく好きなんですよね…
ところで本の読み始めがマイデッキ本ではなく合同誌の方だった為に、
海御前が胡瓜食ってるとこから始まるシーンのモノローグが誰のものなのか、最初わからなかったというか勘違いしてたよね()
呉景にフルネーム呼ばれたところでようやく気付くオチ。私そういうとこやぞ
終わり……胡瓜料理の幅を広げる件のシメで、ほんのり読み足りないなぁ、と思ったのは私だけだろーか。
何となく、「話としてはここで終わっておこう」とした意思を感じるような…
ひょっとしてシーン転換して、話の続きがまだあったんじゃないだろうかと思ってしまう。続かない?そ、そう……
あと頭の方の呉景のモノローグ、焦りながらも冷静に状況分析だけでなく自身の能力がどこまで及ぶかを考えてる描写があるの無茶苦茶好きなんですね 丁寧で とても丁寧で 大好き

・頁の端に付記する
時系列的に「鬼斬り」の前の話。前半は呉景とサンドリヨンのお話だけど、
途中後半に鬼斬りの前後の描写があって、その後に進士賢光のモノローグのシーンと凡そ同時進行*1でこちら側のシーン(主君と呉景)が入るという……正にタイトル通りの話なんですけれど。
こういうの大好物なんですけれど、同じ本で読みたかった…っ!(※個人の感想です)
故にマイデッキ本読むのに時間かけ過ぎたので……*2
「今ならまだできるよ」←さらっと言っちゃうとこがこの本の呉景だと思う、すき
というか前半、メインがメインだからそうなって当たり前なんだけど、サンドリヨンから見た呉景の描写、面白い 別の意味ですき
特に団子食ってる辺りの描写 にっこりしちゃう うふふ^^



とりあえず一番書きたかったとこは書いたので、あとはピックアップ形式で
何せツイにぽつぽつ投げられてた時から読んでたのもあるから…
ぶっちゃけ全部に書けるけど……まあ……ピックアップ形式でいこうね!

・名前と共に縁を記そう
お見舞いの品にがっついてる由宇くんかわいい
ここのお見舞いシーンで、主君が呉景に対して軽い会釈で礼していたのを覚えていたので、
「頁の端に付記する」で呉景への礼で拱手動作になってる件を見た時に
(ああ、本当に逆月さんのSS、全部繋がっているんだなあ…)って勝手に重みを感じて
とても とても良きだよな………こういうとこ大好き!なの!!

・描写を深める
呉景が主君へ覚悟を問う場面、丁寧に矢(と心)を折っていくシーン、話の書き方がとても丁寧かつ心を折りに来ていて、とってもとっても好きなんですね(すき)(SUKI)
複写を取られている様で落ち着かない主君かわいい(面白いの意)。
全体的に見て主君のメンタルがボコボコにされてて少し痛ましく感じたりするけどウフフ

・異聞・石筆が導く所の
異世界召喚される太田さん!(わいわい) 異世界ってかワンダーの世界だけど!
今までのもそうだけど、逆月さんのSS、挨拶描写周りに対するキャラの心情がちゃんと添えられているのが、とってもキャラらしくて好きなんだよなあ…
ロビンの挨拶仕草に対して「この仕草は何だろう?」って思考してる所とかね。
戻ってきて、結局夢みたいな感じで忘れてしまってるけれど、多分冷静に考えると、太田さんが覚えているとワンダー世界の事も記録し始めそうなのでヤバイ(多分)

・ある年のハロウィン模様
色んな意味で急だったのもあって平和で良い……… 由宇くん微笑ましい
呉景のハロウィン贈り物台詞は、私も横からチラ見させてもらった程度だけど
その時に感じたあの感覚が、この短編でも表現されててめちゃくちゃオモロイんだよな……「えっ?」なんだよなマジで マジで「何だったんだ」だよ クソ好き(表現)
あと、この話は時系列から外れている訳ではなく、ちゃんと外伝の後の話である事が伺えるの良いよね。*3
ただよく読むと呉景、菓子あげる面子に周瑜を加えてるの、ちょっと面白いんだよな
そういうとこ 何かちょっぴり、親戚のおじさんムーブみがあって……じわじわくる…(オモシロ)

・例え産まれた日は違えども
あとがきでの投げっぷりは忘れる事にする 太田さんがもっと好きになる話
正直言って、先読みさせてもらったのがこの話で良かったとずっと思っている。
本で通し読みしてたら、(他の話の印象ばかり強く残って)あまり響かなかったろうな…
読み手が太田さんだけである事で、彼の抱く熱が見え隠れするの狂おしい程好き
お気に入りだよ

・又助と喜一の英傑伝・第一話
相方さんの書かれたお話 次回のお話も楽しみにしてます(小声)
丁寧な自己紹介から始まる物語は読み易くて良い物と相場が決まっていまして(賞賛)
関羽の語りがそのまま物語として書かれていくこの手法自体も好きなんですけど、とても読み易くて(イメージしやすくて)……
描写し過ぎない事で却って情景がイメージしやすいの、不思議だね?
昔の誓いが新たな誓いとなる所、ベタだけど書き方がすきだな……
太田さんでなくても泣く ちょっとうるっと来た

・染み入る毒
暗に「文字が下手」だと太田さんに言われてる主君が可哀想すぎてバカウケなんだよね
というかそういう描写が入ってる事自体にもう草なんよ もう大草原 面白すぎて最初3回位読み返した
太田さんと呉景の話。用意周到で押しが強く口が上手い呉景(最高)
毒矢の使用許可を認める代わりに、使用量を管理する為にすべて回収、はなるほどねって感じなんだけど。
後のマイデッキ側の外伝で、毒の使用許可についての全容(多分)が開示された時に「おやぁ……?」って思いましたよね。*4
逆月さんの書く呉景は基本周瑜に甘いので 「そういった訳では無さそう」とは言うがー………若干…手放しに信用できないって言うか……
でもこの描写を信じていいとするならば、使用を認めさせる為に、呉景、大分上手い事言って丸め込んだんか…?って考えてしまったり……謎
それとも酒でも飲ませて判断鈍らせた所で強引に押し通させたか(多分ちがう)
後半もうタイトルの感想じゃないんだよな!!ワハハ!!!
でも切っても切れない話かなって 思うのですが

・外伝・人為神乎
先日の直接脳内妄想だーっと出力で満足しちゃったのでもう書ける事が無いのですわ!
マジであれで満足しちゃった!私ばかなの!?一番楽しかったのでもうダメ!
最初に通しでふわっと読んだ時に思ったのは、物語の法則についてだった…
まさかあの後、こんなに読み直す事になるとは思っていなかったね
先に読んだのが合同誌側だったので、一番最後に読んだのがここになるんだけど、ここで(周瑜から見た)サンドリヨンの異質さが描写されるの、結構どきりとする。
格好は兎も角、あまりにも馴染み過ぎて忘れそうになるけれど、「人に見えるモノ」なんだよな…彼女……
冒頭の祖茂の「この男も何か怯えを覚える~」の件ドチャクソスッッッキ。
これ絶対趣味じゃないですか???
…うん?主君が使ってる筆って、もしかしてルビーの………ていうか神筆?アレ?持ち込めてたんです??
とりあえず私はこれ以上野暮な事は書かない方が良い気がするんだ…。
お話はめちゃくちゃ好き 儀式描写でテンションが上がるオタクですよ ヒュウ!!
マイデッキ本のサブタイトル(?)にもなっているのに、何故「外伝」扱いなのかがずっと気になっているんですよね 何故に…?


感想まとめはこんなところ
物理本を手元にお迎えするの楽しみだなあ!!!

*1:多分こっち側の方が時間はもう少し後

*2:二つの本行ったり来たりです、反復横跳びです 頭混乱

*3:幽霊話の件

*4:尋問において許可する、の件