外部接続で、別のデータを取り出してる最中に見つけた。
「ん・・・」
何となく目が覚めた。どうやら私は寝ていたらしい。
心地よいはずだったのに、誰かの話し声で目が覚めてしまったらしい。
「だからーそれは〜」
「えええー」
「いや、桜井さぁ〜・・・―――」
彼らの話し声だった。
「ごめん・・・ちょっと五月蝿いんだけど・・・」
そう言ったつもりだった。喉からは何の音も声も発されなかった。
(あれれ?)
何故か声が出ない。どういう訳だろう。
よく目を凝らして見てみると、私は彼らよりも数十メートルも離れてしまっていた。
…よくあの距離でハナシがこっちに聞こえてきたものだ。
こんなの書いたかしら(汗